初秋

2017/09/07

この夏の気候は変でした。変でしたが、なんでもないように暮らしている人たちを見ると「強いなぁ〜」と嘆息します。通っている体操教室は月に二回参加できれば上出来ですし、それすら続けていく体力に自信がなくなってきました。加えて、頭の中身は加齢によるグレーゾーンで不安が増殖中です。
世間にはお手本にしたい上質な高齢女性たちが頑張っておられるというのに…です。その精神のひとかけでも分けていただきたいものですが…これがまた「できが違うのよね」と嘆息して終わりです。
仕事もニコニコしてこなしていますが表面だけです。帰路は疲れているのでいつもの電車を無意識に乗り継いで、無意識のままにとりあえず、自宅にたどり着くという有様です。寄り道をするゆとりはありません。
しかし仕事をしなくては生活が成り立ちません。仕事ができることはどんな意味においてもありがたいことです。
仕事も正式なお勤めをしたことがないので働き方がわかりません。
ですから無手勝手に自分流で、これが正解なのかどうかもわからないままに歳月を過ごしてきました。「こんなことでいいのかしらん」と最近思うようになってきましたが、振り返るには命の猶予がありません。
なんだか前に進もうとしても気力が湧きませんし、過去も「勿体無い時間の過ごし方だったなぁ〜」とまた嘆息しきりです。
いやいや、だからいけないのです。この嘆息の元である「来し方行く末方」を払拭して「貧打の一灯」でもできることを続けていかなくては始まりません。強制的に用事を作ることも大事です。他人事でも…ひいては自分事としてでも…。
で…また生徒さんの習作展をさせていただきます。
今回は「いろいろな仕覆たち」と題しました。
このH.Pをご覧くださるみなさま…「いろいろな仕覆たち」に会いに是非、足を運んでくださいませ。日本独自の袋の様々な有りようが、作り手の思いを込めた仕覆たちが、みてくださる方の「こころの眼」に留まることがあれば一同、嬉しく思います。
その上で「下手くそ」だの「なんなのこれは」「なってないよ」等のポカポカに「喝」を入れたご批判を頂戴できたらさらに幸いです。そのご批評を次のステップに繋げていくことが展示会の趣旨の一つでもあります。
下記ギャラリーに寄り道を…よろしくお願いいたします。
アートインギャラリー

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